自動車内装補修専門店のファインアーツです。 施工事例をご覧いただきありがとうございます!
今回は、ホームページをご覧になられてお問い合わせいただいたM様からのご依頼で、
ポルシェ981ケイマンの天井生地張替えを紹介いたします。
水平対向6気筒エンジンを搭載した最終モデルとなる981ケイマンは、現行の718ケイマンには
スペックで劣るもののまだまだ人気モデルのようです。
最高速度もグレードにもよりますが、260km/hから300km/h近くまで出るそうです。
狭い日本では十分な速さですね!
それでは早速天井の状態を確認してみましょう。
【BEFORE】
天井生地が剥がれて垂れ下がりヘッドレストまで届いています。
この様に天井生地が剥がれ始めてしまった場合は、放っておいても進行していくだけなので
早めに新しい生地に張替えることをお勧めします。
たまに生地の端っこを捲って、スプレーのりを投入して再接着を試みる方がいますが
これは我々からするとNG行為です。生地の裏側には劣化したウレタンスポンジがあり
これを除去しなければ接着できませんし、運よく接着できたとしても生地の表面に接着剤が
染み出て染みだらけの結果となります。
また、劣化したウレタンスポンジを除去しないで接着剤を投入すると接着剤がウレタンを
固めてしまい、これを完全に取り除くことは出来ません。
最悪の場合張り替え時にその凸凹が表面に出て、凸凹仕上がりとなってしまいます。
運転に支障が出るほど垂れ下がってしまった場合は、応急処置としてピン留めが有効です。
針が細ければ張替え時に影響は出ませんのでお勧めです。あくまで応急処置としてですが…
それではいつものようにルーフライニングを外して車外に取り出します。
天井の形状からしてケイマンの天井は生地がパンパンに引っ張られた状態なので、
平らな天井よりは比較的剥がれやすいのかもしれません。
過去には新車から5年で剥がれたというお客様も居られましたが
5年はちょっと早すぎですよね=!
張替え後です👇
通常、張替えに使用する生地は純正と同じものは無いので色味に違いがでるケースがあります。
当店でケイマンの天井張替えに使用する生地は、色味やメッシュの織り方が比較的純正生地に近い
ので、この色のケイマンは施工後の違和感はほとんどありません。(AFTERの画像で要check!)
キレイに張れたので車内に戻して取り付けます。
【AFTER】
天井張替え作業完了です。スッキリしましたね!
M様、この度は当店にご依頼いただき誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。 m(_ _)m
天井生地の張替えをお考えの方、お気軽にファインアーツまでご相談ください。
天井の張替え施工事例はこちらから。
過去のブログサイトはこちらです。